カメラのシャッター音って嫌ですよね。自分が取られてるわけでなくても音が鳴るだけでちょっと警戒してしまいますよね。
シャッター音が鳴るからスクショ取るのが気が引けるって書き込みもよく見ますね。私もその一人です。

海外ではカメラのシャッター音は消せるというのは割と有名だと思いますが、海外製の端末を日本で使ってもシャッター音を消せない場合があります。その理由と回避方法について、Xperiaを例にカメラのシャッター音やスクリーンショットの音を消す方法をご紹介します。

スクショぐらいはデフォで消せるようにして欲しいですが(^_^;

海外製SIMフリー端末なのに消せない場合とは

海外製SIMフリー端末を利用する方も、最近のMVNOの流行で少なくないと思います。でも海外製なのにシャッター音が消せないことが多々あります。どうしてなんでしょうか。

消せない理由

実は海外製のAndroidの場合シャッター音の設定項目は日本かどうかをSIMカードを読み取ってOS側が判定しています。

その為、docomoや他の日本のMVNOのSIMを挿したとき、カメラの項目に出ないのです。
それが証拠にSIMを外してみてください。きっと「カメラ操作音」という項目が設定画面に出てくるでしょう。

回避方法

端末に手を加えずに回避する方法は大きく二つあります。

  1. SIMカードを抜く
  2. 海外のSIMカードを挿す

SIMカードを抜いて何も挿していない状態であれば隠れて設定項目が出てきます。しかしこれでは通信はWi-Fiのみになってしまうので不便です。

2つ目は海外のSIMカードを挿すことで日本限定の制限を回避出来ます。しかし海外のSIMを日本で常用するのは現実的ではないですよね。大抵はプリペイドな為、MVNO等と比較すると割高になってしまいます。

じゃあ海外SIMを挿して設定を変更してから、日本のSIMを挿せばいいんじゃ?と思いますがSIMを挿すと再起動する端末が多いようです。XperiaM5も例に漏れませんでした。

海外判定させつつ、日本のSIMカードを使う方法は?

ではどうやってSIMを挿したときに再起動してしまう端末で回避するのか。

色々試しましたが、どうやらこの判定はAndroidの起動した際に判定しているようです。
つまり起動時に日本SIMではなく、海外SIMが有効になっていることが条件です。

もし、SIMの抜き差しで再起動しない端末であれば海外SIMを挿した状態で起動し、起動後に日本のSIMに入れ替えればいいでしょう。

しかし再起動してしまう端末の中で、デュアルSIMに対応した端末であれば判定を回避することが可能です。その方法は下記の手順です。

  1. まず日本SIMを「SIMスロット1」に挿し、海外SIMを「SIMスロット2」に挿す
  2. 端末の設定で「SIMスロット1」を無効に、「SIMスロット2」を有効にする
  3. 再起動する(ここで海外SIMが有効と認識させます)
  4. カメラアプリを起動し、設定を開いて「カメラ操作音」という項目があることを確認する
  5. カメラ操作音をオフにして回避完了、日本のSIMを有効にする
カメラの操作音が出てきた!

カメラの操作音項目が出てきた!

「SIMスロット1」を有効に、「SIMスロット2」を念の為無効にすれば日本SIMで通信しつつ、カメラの操作音を消しながら写真を撮ることが出来ます。

最後に

海外SIMならば大体大丈夫だと思いますが、参考までに私が利用したのは「MightySIM」です。
700円前後と安価でSIMサイズはどれでも対応しているのでまさにうってつけでした。もし持っていなければお勧めです。結構海外どこでも使えるので便利という声もありますね。

カメラの操作音を消せれば、周囲を気にせずスクショを取れますので気になる方は試して見てください。悪用はもちろん厳禁です。

おすすめの記事