ExcelのVBAが使えると色々とマクロで作業をする方も多いと思います。その時にこのマクロ他の作業でも汎用的に使いたいな~って思うことがあるでしょう。

でもマクロって保存しているブックを開いていないと実行出来ないのでいちいちマクロ用のブックを開いて実行していてはちょっと手間ですよね。

そんなときは「個人用マクロブック」を作成しましょう。

個人用マクロブックとは?

個人用マクロブックとは、Excelが起動した時に自動的に非表示で開かれるマクロ用ブックです。

私の場合はブックの「一番最初のシートに戻る」マクロを登録してショートカット化していた覚えがあります。

保存場所を確認する

以前に個人用マクロブックを作っていれば、Personal.xlsbが下記のフォルダに保存されています。

以下はWindows10での例です。

C:\Users\[user]\AppData\Roaming\Microsoft\Excel\XLSTART

ログインユーザー名がsuzukiならば以下のようになります。

C:\Users\suzuki\AppData\Roaming\Microsoft\Excel\XLSTART

存在しない場合

まだ一度も個人用マクロブックにマクロを作成していない場合、個人用マクロブック自体が作成されていません。

ということで無ければ作成手順に移りましょう。

新規作成手順

1.[開発] タブの [コード] グループで、[マクロの記録] をクリックします。
※Excel2016であれば、[表示]タブの[マクロ]グループにある

2.[マクロの記録]を選択して、[マクロの保存先]を個人用マクロブックとする。

マクロの記録

マクロ名は任意で良い

3.同様の手順で[マクロ]グループから[記録終了]を選択

この手順で個人用マクロブックに記録されます。

4.Alt+F11でVBEを起動して記録内容を確認

記録された内容を確認しましょう。

記録したマクロ

Macro1が作成されている

上記の保存場所を確認して個人用マクロブック「Personal.xlsb」が作成されていることを確認しよう

以上、お疲れ様でした。

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