今回福士蒼汰が出演している映画でどのような役、キャラクターを演じているのかをメインに解説いたします。素人の映画解説が好きではない方や映画メインの解説ではありませんが少しネタバレとなる部分もありますので苦手な方はご注意ください。
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BLEACH
少年ジャンプの漫画からの実写映画化です。筆者はこの作品が子供の頃から大好きだったので原作ファンの視点から書かせていただきます。福士蒼汰は本当に素晴らしかったのですが、映画の内容は酷評となりますのでご理解いただける方のみ読んでいただければ幸いです。
内容を深く知りすぎているので簡単にあらすじ解説が難しいのですが、主人公黒崎一護(福士蒼汰)が死神代行としてホロウという霊と戦う話です。仲間や家族のために剣を用いて戦うのですが、死神それぞれに与えられる剣には名前があり剣との絆も今後描かれるはずのなで期待しています。
黒崎一護役の福士蒼汰
内容に関してはペラッペラでした。あれもこれも描かれてなく全くおもしろくない。かなり質のいいコスプレ大会という印象です。そもそも久保先生(原作者)はセリフを書くのが苦手で絵を得意としており、言葉ではなく絵で表現するとご自身でもおっしゃっている方です。この作品は死神や霊を主軸として物語が展開するので、その内容を絵ではなく実写で表現というのは不可能に近いです。作り物感がかなりの違和感ですし、誰にも感情移入できない内容でした。
福士蒼汰に関してはかなりかっこよかったです。ラストの戦闘シーンではワイヤーアクションが用いられているようで、本当にかっこよかったです。内容はあってないようなものなので、福士蒼汰好きの方には最後のアクションシーンのみ本気でおすすめ致します。
福士蒼汰のアクションシーンを観たい方におすすめ映画です。
ちょっと今から仕事辞めてくる
小説が原作の映画作品です。ブラック企業のようなところで働いている青年が疲労により吸い込まれるように電車のホームにに落ちそうになったところをヤマモト(福士蒼汰)が助けてくれます。小学生の時に引っ越した友人と名乗りそこから二人は徐々に仲良くなり仕事も順調になっていく。しかし、ヤマモトは3年前に自殺していた人物だった。ヤマモトとは一体何者なのか。
ヤマモト役の福士蒼汰
いつも満面の笑みでそばに居てくれるヤマモト役なのですが、心の奥に深い闇を抱えている青年でした。現代社会の現実を描いている作品で、小さな自分の周りのコミュニティの外から誰かが手を差し伸べてくれるだけで世界が変わる。その変わり方がこの作品ではポジティブな方向に描かれていてヤマモトのような人が大勢いれば世の中いい方向に変わるのではないかと思えるほどでした。
生きるとは何なのか、希望とは何なのか、様々な事を考えさせられる作品でした。
福士蒼汰の本当に素敵な真っ直ぐな笑顔を観たい方におすすめ映画です。
ラプラスの魔女
東野圭吾の小説が原作の映画化作品です。この作品は原作は面白くどのように映画化するのか楽しみでしたが、珍しく映画化失敗と思えました。他の東野圭吾の小説を映画化した作品はどれも大成功のイメージだったので少し残念でした。
硫化水素中毒によって人が死亡する話がメインです。事故なのか事件なのか、事故ならば原因を突き止めなければさらなる事故が起こる可能性があり、事件ならば犯人は誰なのか目的は一体なんなのか。どちらを仮定にしても謎が謎を呼び、登場人物も不思議な人ばかりです。
甘粕謙人役の福士蒼汰
この役を詳細に説明してしまうと映画の結末を書いてしまうことになるのでぼんやりとどんな演技をしていたか書いておきます。できれば実際に観ていただきたいです。
妹と母が硫化水素中毒で亡くなってしまい、自分自身も硫化水素中毒によって指先を少し動かせる程度の重症を負ってしまいます。そこからリハビリで普通に生活するのですが深い闇を抱えた青年となってしまいます。危なげで儚げであったり、感情的になり怒りを露にすることがあるので様々な表情を観ることができます。
復讐に燃える福士蒼汰を観たい方におすすめ映画です。
僕は明日、昨日のきみとデートする
小説原作の映画化作品です。こちらは原作の小説通りに映画がつくられており万人受けする作品だと思います。映画の題名どおりの展開でファンタジックラブストーリーにカテゴリーされるそうです。
序盤は些細な違和感を主人公南山高寿(福士蒼汰)が彼女に対して感じるのですが、観ている人も同じ気持ちで観ている状況となります。そこから違和感がなんだったのか彼女が話してくれます。二人はすれ違っている気がしてしまい福士蒼汰は自分の気持がわからなくなってしまいます。
南山高寿役の福士蒼汰
同じ時間を共有しているはずなのに、記憶がすれ違っているという複雑な状況で恋人として一生を共に過ごすこともできない。ですが、二人が共有している時間の中でのみ一日一日大切に過ごす二人に号泣してしまいます。福士蒼汰の実家で両親と彼女が会って母親と話しているときなど涙が止まりませんでした。誰がみてもお似合いカップルにみえるので残酷な現実が本当に切なくなります。
福士蒼汰の彼氏っぷりを堪能したい方におすすめ映画です。
まとめ
今回は福士蒼汰について紹介させていただきました。あまり知らない俳優でしたが映画を観ているうちに好きになりました。映画館で観たかった作品もあり非常に残念な気持ちになりました。新作があれば映画館に観に行ってみようと思います。
