VAIO S13を購入してから半月、実際に使って見た印象をレビューしていきたいと思います。
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購入した構成・スペック
ベースは最安構成。SSDのみPCIe対応の128GBに変更しています。(+5000円)
- Windows 10 Home
- Core i3-6100U(2.30GHz)
- メモリー4GB(オンボード)
- 13.3型ワイド(1920x1080) タッチパネルなし
- 第二世代ハイスピードSSD(PCIe) 128GB
- TPMセキュリティーチップなし
- 長期保証<3年ベーシック>
- インテルHD グラフィックス 520
- 無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac
税込み129,384 円也
SSDベンチマーク
さてさて、高速と謳われているPCIe版SSD。やはりどのぐらい早くなるか気になりますよね。
ベンチマーク結果は以下の通り。
どうやらSAMSUNG製のSSDのようですが、かなり高速です。今回はCPUとメモリの性能は抑えましたがそれでもキビキビ動くのでデスクトップと同じ感覚で使用することが出来ます。
参考ですが、SATA3.0の一世代前のハイエンドSSD、crucial製M550/256GB版のベンチマークと比較すると差は圧倒的です。
ランダムアクセスこそ、一部M550が勝っているが、連続した領域データの読み込みは4倍近くと圧倒的。きちんとメンテナンスして速度を維持すればキビキビ動きそうです。
各種時間計測
再起動時間
アイドル状態で再起動を実行した場合、Windows起動時のロック画面にいくまでに何秒かかるか計測をしてみた。
計測結果は約24秒
高速SSDだけあってさすがの速度だった。
カフェで着席してVAIOS13の電源をつけた後、バッグを横に片している間にこの画面になっているんだから驚異的である。
PhotoshopCS6(64bit)の起動時間とメモリ使用量
Chromeでタブを10個、それぞれサイトを開いた状態で起動時間とメモリの使用量を計測した。
起動完了までは3秒未満。デスクトップと遜色無い早さで起動した。もちろん色々な処理をさせようと思えばCPUやメモリが足枷になっていくがノートPCで行うような作業には十二分と感じた。
実際WEBサイトを作る上での素材作りをしていたが、遅かったり不便だったりは感じない。元々、画面が13インチということもあり重かったり作業領域が必要な作業はデスクトップでやろうと考えて居たが思っていた以上に快適である。
だが、やはり作業領域の小ささだけはどうにもならないのでディスプレイを繋げたり、素直にデスクトップに任せるのがいいだろう。
メモリ使用量
chromeで大量にタブを開いていることもあり、メモリは多少余裕がなかった。
3.8GB中3.4GB(89%)使用という結果だった。
Chromeを閉じ、Photoshopのみにしたところ3.8GB中2.4GB(63%)使用だったので並行作業をあまりしないのであればメモリの容量は必要十分であるとも言える。
最近はメモリが非常に多くなり、システムも非常に安定したことでウィンドウをいくつも開くのが当たり前になったが、昔からPCを触っている人であればストレスを感じるメモリ容量ではないだろう。
実際Chromeで10個も開いた状態でPhotoshopを使うことはそう多くない。何でも開きっぱなしにする人は8GBにするといいかもしれない。
使用感レビュー
良かった点や悪かった点を書き連ねていく。やはり実際に使って見ると少し印象が変わる部分が多かった。
良かった点
上で散々書いて居ることもピックアップする。
- 安価な構成でもキビキビサクサク動くこと
元々出先でする作業をメインに考えたら軽作業が多かったので、CPUとメモリを最小限にしたが必要十分だった。PCIeのSSDの恩恵が大きいかもしれない - 期待通りの軽量感
本体は仕様通りの軽さでアダプタも重くなく、アダプタにUSBポートがついているので充電用ACアダプタを持ち運ぶ手間が省けた。 - 豊富な外部端子
標準で代表的な端子はついており、USB端子も十分。USBLANなど余計なものを持ち運ばなくて良いのでストレスフリー - ファンが静か
CPUの省電力化が進んでおり、動作が遅くなったりすることもなくファンは低回転を維持していて非常に静か。
前に使って居たARROWS Tab Q704/Hはすぐにファンが高速回転し動作が抑えられていたので体感で段違い。 - 余計な付属ソフトがついていない
CPUファンやモニターを閉じた際の動作を設定するVAIOツール以外はキャプチャソフト程度で余計なソフトが入って居ない。
仕事で使いたいノートPCですしスッキリしていて良いですね。
値段の話であれば、PCIeのSSDへの乗せ換えがプラス5000円で済むことが嬉しかった。
残念だった点(気になった点)
といっても一点だけ、好みの問題ではあるのですが・・・。
- キーボードの打鍵感
購入前は他のこれより軽量のUltrabookよりも打鍵感があり、好みだと思って買ったが実際にコーディングなど長々と使って居ると最初の印象と違った。
ただし、キーボードは非常に静かでこの打鍵感と両立しているのは素直に凄いところ。個人的にはバシバシ叩かないので多少うるさくてもいいので、少し堅めのキーでストローク深めな方が好みと感じた。
ThinkpadのXシリーズのような「叩いている感覚」には及ばず、長時間使って居ると気になってしまった。
特にデスクトップでキーボードに拘っているような人は、購入前に確認することをお勧めする。
まとめ
期待よりもよく動いてくれて、総じて満足のいく買い物でした。余計なものを持ち運ばないように「ストレスフリー」のコンセプトは非常に感じられましたし、素晴らしかったです。言いたいことは一つだけ。S11と同じく「SIMフリー」にして欲しかった!
構成で悩んで居る方はPCIe版SSDへの乗せ換えは安価で出来るので必ずした方が良いでしょう。
作業が資料作りやExcel、ブラウジング。簡単な開発であればCPUはCore i3で十分。仮想環境構築したり、統合開発環境などをバリバリ使って開発するという人はCore i5にメモリ8GBにするべきです。
私としてはやはり画面の大きさ的にこれを主とするのは考えられなかったので、値段を抑える為の構成としてはベストな選択が出来たと思います。新生活キャンペーンのおかげで割安感もありましたしね。
必要になったらその時にまた新型を買い直す!と言うのも良いと思いますよ(^_^)/私はそのつもりです
買った時の印象などは、開梱レビューをご覧下さい。
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キャンペーン期間
- 対象購入期間
2016年6月1日(水)~7月31日(日) - 応募期間
2016年6月1日(水)~8月31日(水)