iTunesを使わずにiPhoneアプリとデータのバックアップや復元可能なツール「CopyTrans Apps」を紹介します。
昔はiTunesでアプリ単体をバックアップ・復元が出来たのですが、iOS9から出来なくなった為、「CopyTrans Apps」で代用しましょう。
iTunesなしでiPhoneアプリとデータを簡単バックアップ
Contents
ツール概要
現在ベータ版の為、フリーツールです。
- iTunesを使わずに好きなアプリやデータを選んでバックアップ・リストア可能
- iTunesと異なりまとめてではなく、一つ一つ選んでアプリのインストールが可能
- ツールを利用することで、iPhoneをUSBメモリのようにデータを扱える
- ドライバは必要とするが、iTunesをインストールせずにドライバのみをインストールするオプションがある
なお、iOS9からアプリのバックアップが出来なくなりました。
使い方
非常に分かりやすいのですぐに扱う事が出来ます。公式でインストールガイドを丁寧に用意してくれているのでそちらを見るのも良いでしょう。
公式HPからダウンロード
「CopyTrans Apps」をインストールするために「CopyTrans Control Center」のセットアップファイルをダウンロードします。
「CopyTrans Control Center」とはCopyTransプログラムが一覧となった起動パネルです。
CopyTrans Control Centerをインストール
ダウンロードしたセットアップファイルを起動してインストールしましょう。日本語化されているので特に迷うところはないでしょう。
インストールが完了したらCopyTrans Control Centerを起動します。
CopyTrans Appsをインストール
CopyTrans Control CenterからCopyTrans Appsを選択してインストールを開始して待ちましょう。
インストールが完了次第、CopyTrans Appsを起動します。
※他にもiTunesを使わずに管理出来たり様々な機能が用意されているので、気になった機能を使って見るといいでしょう
CopyTrans Appsでアプリをバックアップする
iPhone6を接続した状態で起動が終わると下記のようにアプリが一覧で表示されます。
「アプリをバックアップ」を選択するとバックアップが可能です。
※但し、2016/4/14現在 iOS9の端末でアプリをバックアップは出来ません。
バックアップ先を選んで「OK」を押せば保存開始です。iTunesと同じipa形式で保存され、互換性があります。
CopyTrans Appsでアプリをインストール(リストア)する
先の手順で保存したipa形式のファイルやiTunesで保存したipa形式のファイルどちらも利用可能です。
「アプリをインストール」でipaファイルを選択することでインストールが開始します。
使用感
アプリ内のデータに直接アクセス出来るのが便利です。iPhoneのアプリをセーブデータごとそのままコピー出来るのも便利ですね。
ゲームアプリによってはAppleIDが異なる場合でもセーブデータを引き継げました。
またiTunesを入れると不必要な「QuickTimePlayer」などが沢山ついてくるので嫌だったんですが、このソフトの場合は必要最低限しかインストールされないのも精神衛生上良いですね
余談ですが、iOS8でバックアップしたアプリをiOS9端末に復元することは可能です。
