前回メイド喫茶のお給仕をして辛かったことと嫌だったことを経験者目線で記事にさせていただきました。

今回は楽しかったこと、よかったなと思えたことを中心に伝えていきたいと思います。

どのようなメイド喫茶だったかはパート1に記載させていただきましたので、興味がありましたらご覧下さい。

楽しかったこと・良かったこと

人間関係

人間関係がうまくつくれると本当に楽しくなります。新人時代はさぐりさぐりな事もあるのであまり楽しい要素はないかもしれませんが、新人時代はメイドの制服を着て、いつもと違うメイクをして普段とは違う自分になれる気がしてそれだけで楽しいです。

普通のバイトではちやほやされることは稀ですが、基本的に他のバイトをしたことがない、出来なかった未成年者キャストが大多数を占めているので、みんな調子乗ってて勘違いしています。それでもみんなで騒いだり歌ったり、店内でおいかっけこしたり、キャスト同士でチェキを撮った変顔を壁に張ったりなどそれを眺めて微笑むご主人様達。他のバイトではまずありえない空間は本当に楽しかったです。

長く続けるにつれて自分に会いに来てくれる推しのご主人様が増え、他のキャスト推しのご主人様とも会話が盛り上がってキャストそれぞれの個性やいい所を伝えてくれたり、悩み事の相談を親身に聞いてくれたりアドバイスなどもくれます。

親や兄弟や学校の友達なんかより自分の事をわかってくれてる気がします。閉店後も店に残ってみんなでおやつパーティーしたり、そこで店長も一緒に今度開くイベントを何にするか考えたり、みんなで別のメイドカフェに行って学びつつ楽しむこともありました。遊びと仕事の線引きをするという感覚がマヒするので楽しく稼げるというのは間違いないです。

イベント

イベントはもう本当に楽しさしかありません。イベントは何日も前からTwitterや店で告知しているので常連さんが高確率でご帰宅してくれます。ですからキャッチに行かなくてもいいのです。さらに、イベントではそのコンセプトによって服装を変えたりするのでチェキをかなり撮ってくれます。チェキは基本的にキャストにバックが入るのでお給料upです。

イベントはご主人様におねだりすることも可能です。例えば水着や私服などいつもの制服ではなく、単純に服装を変えるだけのイベントだとご主人様に来てほしいのあったら買ってきてほしい、これ着たいけど高いんだよね。というと高確率で買ってきてくれます。

年始はお年玉がもらえますし、生誕祭やクリスマスは山のようにプレゼントをもらえます。筆者はゲーマーだったのでPS4本体やソフト様々なPOSAカードを頂きました。

卒業式

キャストの卒業式はなぜか本当に泣いてしまいます。冷静になると連絡手段はあるし仲良しの子なら家も知っているのですが不思議ですね。卒業式の段取りは大体決まっていて世間の結婚式のような流れで行われます。歌を歌ったり、手紙を読んだり、これなかったキャストの一言動画や今までの思い出の詰まった動画を流します。最後にキャストやご主人様からプレゼントを沢山もらいお別れという流れです。

自分の為だけに卒業式をしてくれて、準備をしてくれて本当に感激します。こんなに想ってくれて、泣いてくれてありがとう。という気持ちで卒業したことは今でも覚えています。

まとめ

本当にメイド喫茶は楽しくて沢山の思い出や感動をくれた唯一のバイトと言っても過言ではないくらいのやって良かったと思えるバイトでした。筆者は他のバイトを経験後ににメイド喫茶で働いたのでメイド喫茶がどれほど特殊であるか理解しておりましたが、初めてのバイトがメイド喫茶の方は辞めてから普通のバイトをするのがかなり苦痛になると思います。大学生から社会人になるくらいの苦痛だと思います。その点にだけご注意ください。

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